Christmas Tree Syndrome

昨日のブログで軽く触れましたが、2019年のクリスマスは初めて生のモミの木を購入し、自宅で飾り付けをしました。そして、なんとこのモミの木が我が家にちょっとしたパニックをもたらしました。

待降節の間、息子がイルミネーションで輝くクリスマスツリーを外で見かける度「きれいだねえ」と言っては目を輝かせて喜ぶので、ここはいっちょ自宅にも飾ってあげるか!と思い立ち、クリスマス休暇が始まるやいなや近所のクリスマスツリー屋でモミの木を、近所のデパートやクリスマスマーケットで飾りを購入しました。

クリスマスツリー屋はこんな感じ
こんなふうにネットをかぶせてもらって持ち帰ります。じゃないとワッサワッサしてめっちゃ持ち運びにくい

もちろん息子は大喜び。キャッキャ言いながら一緒に飾り付けをしてくれました。そこまでは絵に描いたような幸せなクリスマスの家族像……という感じだったのですが、飾り付けが終わった日の夜から雲行きがあやしくなりました。

息子が夜間、ひどく咳をするように。それまでずっと風邪をひいていたため、またぶりかえしたかな、くらいに考えていたのですが、鼻水までもぶりかえし、しまいには片目のまぶたに蕁麻疹のような症状が。ついでに言うと夫も咳が出るように……。

これはさすがにおかしいと思いググったところ、「Christmas Tree Syndrome」なる症候群があることを発見。このクリスマスツリー症候群(クリスマスツリー・シンドローム)とは、モミの木に付着するカビの増加と花粉が原因で起こる花粉症に似た症状のこと。そんな知識は微塵もなかったため、ちょっと後悔……。でもすぐにツリーを片付けてしまうと息子が悲しむので、クリスマスが過ぎた26日に、ツリーをそっと外へ出し、ツリーを飾っていたリビングルームをざっと掃除しました。

すると嘘のように、まずは息子の鼻水が止まりはじめ、まぶたの赤みもひき、夜も咳をして起きる回数が激減しました。そして数日後にはすべての症状がなくなりました……。いやあ、こんなことがあるなんて想像もしてませんでした。100%モミの木が原因だとは言い切れませんが(ただ風邪を引いていただけの可能性もゼロではないので)、まあほぼ間違いなくモミの木がクロだったんだろうと今は思っています。

ちなみに様々な記事を読む限り、下記のような症状を軽減する方法があるそうです。我が家はツリーを家に持ち込む際、たまたま1をやりましたが全く効果はありませんでした(ちなみに2も)。

  1. モミの木を屋外でよく振るう、あるいはよく水洗いしてしっかり乾かしてから屋内に入れる(試しましたが効果なし)
  2. 空気清浄機を使う(試しましたが効果なし)
  3. 事前に抗アレルギー薬を服用しておく
  4. 輸送時のカビ増加を防ぐためにセルフカットできる木を購入する
  5. 家の中から見える位置の屋外に飾る
  6. 玄関に飾る(温かい環境がカビを増加させるため)
  7. クリスマスが過ぎたらできるだけ早く木を屋外へ出す

そんなわけで、アレルギー症状の出やすい方で、次のクリスマスに生のモミの木を購入を予定されている方は、どうぞお気をつけください!

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